数年前から朗読の会に参加していて、先日発表会がありました。
ありがたいことに会場いっぱいの人が集まり、今年も無事に終えることが出来てほっとしています。
それにしても、とにかく暑い日だったので、

夏に発表会をするのは、もうやめよう…
と会員メンバー皆、心に決める日となりました。
約一年半ごとに開いていた「お話のひろば」は、

やっぱり、春か秋がいいよね!
ということで、夏の開催は今年で最後になるかと思います。
発表会で読んだお話
『生きる』谷川俊太郎
改めてかみしめたい詩ですね。
『わたしを束ねないで』新川和江
女性の芯のようなものが、静かに感じられました。
大切なことを取り戻してくれるような詩です。
『外郎売』歌舞伎十八番の内
すらすらと口上する発表者さんの姿がなんとも心地良かったです。
私も今まで何回か読んでみましたが、早口言葉のろれつが回らず、いまだに読みきったことはありません。
『あらしのよるに―第三章 くものきれまに―』きむらゆういち
前回の発表会で、第一章とニ章を読んだので、その続きを4人のメンバーが読んでいました。
オオカミとヤギの秘密の友情に、思わずクスッと笑みがこぼれます。
『椰子の実』島崎藤村
私は今回、『椰子の実』を朗読してから、会場の皆さんと一緒に歌いましたよ。

ウクレレも弾きました♪
この唱歌は知っている方が多いので、会場いっぱいに声が広がって嬉しかったです。
波のように、舞台に歌声が聞こえてきました。
『世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ』
最後にメンバー全員で読んだのは、南米ウルグアイ・ムヒカ大統領の演説です。
(2012年、ブラジルのリオデジャネイロで開かれた国際会議のスピーチ)
スピーチの朗読は、会員メンバーの夫さんも2名参加してくれました。
読んでみると「本当の『豊かさ』、そして『貧しさ』とは一体何だろう」と考えさせられる絵本です。
なんだか複雑に感じてしまう社会や国のことですが、
「この地球に生まれ、幸せに生きる」ことは、もっと優しくて、シンプルなことではないのかと思わされる内容でした。


しばらくは大統領のつもりで☆彡
目の前に広がる「ちいさな世界」を、大切にしていこうと思います。
新着記事