【山暮らし】2020.11
11月になると、南房総の山間部はだいぶ冷えてまいります。
今年の日中はずいぶんとぽかぽかで驚いていますが、定期的に身体を労わったり、温める時間をつくりたいなと思い、昨年から温湿布を始めました。
今回はそんなリラックスタイムの「びわの葉こんにゃく温湿布」をご紹介したいと思います♪

南房総には枇杷(びわ)の木がたくさんあるので、びわ茶や、温湿布など色々な活用方法があります。
枇杷の木は古くから「大薬王樹」と呼ばれてたり、葉っぱもネット販売されていたりと、何気にすごい力を持っているんですよね。
2019年の房総半島台風で、枇杷の木もたくさん倒れてしまいましたが、残った木からまた葉がつき、大切に使わせてもらっています。
枇杷の葉がなくても、こんにゃく温湿布はおすすめなので、「冷え」が気になる方は試してみてくださいね。
しかも、温湿布に使うこんにゃくは何回も使えるので、かなりの優れものなのです!
枇杷の葉こんにゃく温湿布の方法―お鍋編―
①枇杷の葉を洗う。
②小さな鍋に水とこんにゃくを入れ沸騰させる。
③沸騰してから更に10分ほど温める。
④熱いので、取り出したこんにゃくをタオル2~3枚で包む。
⑤おなかや背中など温めたい素肌の上に枇杷の葉を置き、
その上にタオルを巻いたこんにゃくを乗せる。
こんにゃくは30分~1時間ほど温かいので、じんわり、じっくりと身体を労わってみてくださいね。
使ったこんにゃくは水を入れたタッパーにしまい、冷蔵庫で保管しておくと、
こんにゃくが小さくなるまで繰り返し使うことができます!
お鍋でくつくつ温めるのがおすすめですが、タッパーに入れたこんにゃくをレンジで温めることもできるので、そちらの方法もありですね。
※温湿布に使ったこんにゃくは食べちゃダメですよ~!

使い古したタオルは雑巾や絵筆拭きになっていましたが、「こんにゃく用」という使い道が増えました。
こんにゃく温湿布―楽々♪袋のままレンチン編―
そして、もっと簡単な方法が…。それは、購入した時のまま、包みに入ったこんにゃくをレンジで温める方法です!
とても手軽にできますが、袋が破裂することもあるので、レンジで温める時は1分ずつ温めるなど様子をみながら調節してみてください。
袋がやぶけ水分が出てくることもあるので、温めた後は、ジッパー付き袋に入れて身体に当てるのがおすすめです。

繰り返し使っているので、このコストパフォーマンス、うっとりです…。
こんにゃくは温かさが長持ちするので、温湿布を初めてした時はおどろきました。
私は寝る前に、お腹や顔に当てて疲れをとっています。
温湿布をしながらいつの間にか夢の中へ行くことも多々ありました…☆彡
こんにゃくは、土の中のこんにゃく芋から作られるので、「吸収」する力が強いそうです。
なので袋入りよりも、こんにゃくをそのまま温めて身体に当てる方がいいと言われていますが、
「とにかく温まりたいな」という方はレンチン編がお手軽です。

さてさて、今回は「びわの葉こんにゃく温湿布」のご紹介でした。
私にとってこんにゃく温湿布は、ドラえもんのひみつ道具「ほんやくこんにゃく~♪」以来の注目度と活躍っぷりでして、その恩恵を受けまくっているこの頃です☆彡
みなさまも、どうか温かくして冬をお過ごしくださいね。